担当副会長ご挨拶
都筑区は横浜市の中でも一番若い区であり、区民の平均年齢が 38.31 歳であると言われているのは皆さんもご承知のことと思います。
しかし、高齢化してゆくスピードは横浜市でも1番ということはご存知でしょうか。
都筑区の医師会は、これからの医療、介護環境を考え、最後までこの地域で暮らしたいという声に応えて、「その人らしく、そのひとに寄り添って」医療介護の事業を約20年に渡って行なって参りました。
その流れを、考えてみますと、現在の医療、介護の環境は、色々な意味で、介護が担う領域が拡大しているように思います。医師会においても介護職員がたゆまぬ努力を続け、知識経験を増やしながら、利用者さんに寄り添っております。
しかし、今後の国の施策の動向を考えると、介護が担うことがますます増え、医療的な対応のレベルが、低下してゆくことも考えられ、地域、在宅での、障害、高齢者の方の医療レベルを維持することも大切であると考えさせられます。
その意味で、医師会の事業所である都筑区医師会は、地域の医療を守ることも、重要な使命である考え、今後の都筑区の在宅療養の行方に、スタッフ一同、強い責任を感じております。
今年度から、事業部門の責任者を担当させて頂くものとして、横浜市の医師会の中でも、画期的な施設を備えて運営されている都筑区医師会事業部門を、今後も信頼され、愛される事業所として続けられるように、スタッフ一同とともに努力してゆきたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。
在宅事業部門
事業としての大きな柱は2本。「休日急患診療所」と「在宅事業部門」です
医師会は言わば地元開業医が協力をして地域医療に貢献するための組織として存在するものですが、一般社団法人横浜市都筑区医師会は、各医療機関単位ではなく「会社組織」のように職員を雇用し、個人単位では難しい事業を運営するものです。