健康イキイキ 笑顔のつづき

医師会のご案内

  • HOME »
  • 医師会のご案内

横浜市都筑区医師会長 ごあいさつ

深澤会長

令和3年6月より横浜市都筑区医師会会長に就任した深澤りつクリニックの深澤 立(ふかさわ りつ)です。これまでの医師会の活動・事業をしっかりと継続するとともに未来につながる医師会となるように尽力いたします。

■都筑区医師会は
都筑区医師会は、平成6年に横浜市の北部地域(旧緑区、港北区)の再編成により、都筑区が創設されたことにあわせて平成7年に誕生しました。令和3年9月の時点で、医師会員は203名(診療所医師:152名)、医療機関は152機関(診療所148機関)が所属し、普段はそれぞれの診療所で皆様の「かかりつけ医」として診療をおこなっています。
医師ごとに持っている専門性を軸に、周囲の診療所や病院と連携をとりながら、医療を提供しています。この日々の診療以外に医師会員は様々な事業を担っております。

 

■医師会の事業
【地域保健等の事業】健診・予防注射等を担う
休日急患診療所の運営、保育園医や学校医、産業医の派遣、特定健診やがん検診、予防接種など様々な地域の保健業務を手分けして行っています。
医療情報などの周知啓蒙も重要な仕事です。市民講演会の開催や広報誌発行、また都筑区民まつり救急消防フェアでの医療相談などで、直接市民に情報を発信し、ひとりひとりの健康の維持管理の手助けをしています。正しい情報・知識を得ることで、不安を解消し、真に医療や介護を必要としている人の受診及び利用機会を増やしています。
また感染症の定点観測を行い報告することで、いち早く感染症の実態を把握し、感染症の予防・拡大防止に寄与しています。

【災害対策】行政棟と連携して対策を
自然災害は地震のみでなく台風などもあり、災害には新型コロナウイルスのような感染症、テロリズムなども含まれます。どの災害にも医師会は行政や要因等と連携をとって対処をしていきます。
特に元禄型大震災への対応がやはり重要な課題となっています。都筑区は地盤が比較的強固で海岸からも離れているため、津波、液状化等の被害は少ないと予測されています。しかし一定数の被害者がでることは必至であい、また海側からの避難民も受け入れる等、横浜全体でも要となる地区です。
医師会は区役所、消防、警察等の行政、地域基幹病院である昭和大学横浜市北部病院、また多くの介護施設や事業所、薬局、歯科医院等の医療機関と協力して対応します。区役所ないし休日急患診療所で地域救護拠点を設営、運営して被災者へ初期医療にあたり、救護隊を結成して地域を巡回します。災害対策本部運営も行い、地域での被害を最小限度に留め、市民がいち早く日常生活へ戻れるように支援をします。そのための訓練を定期的に行うとともに、市民啓発に努めています。
発災時には、区内の医療機関では旗等での目印を掲げながら可能な限り診療を継続するように準備をしています。
令和元年12月から始まった新型コロナウイルス感染症は、いつ収束するかわかりません。医師会では発熱外来、PCRセンター、ワクチン接種等、全力を挙げて収束への努力と罹患者の診療、感染拡大防止に努めています。

【在宅事業】すみなれた所で最後まで
都筑区は若い世代の区といわれていますが、高齢化は避けられない状況であり、また親世代を地方から呼んでくることも増えています。高齢者への医療のみならず、介護、福祉が連携して関わる地域づくりがこれからも重要です。
都筑区医師会では、以前より在宅医療に注力し、訪問看護・訪問介護・居宅支援・福祉用具貸与販売・定期巡回・随時対応型訪問介護看護、夜間対応型訪問介護事業、看護小規模多機能居宅介護という他の地域にはないフルラインナップの在宅事業所を運営しています。これらを統合して運営することで、医療処置が多く重症であることで在宅療養が困難な方々も、住み慣れた自宅で最期まで過ごすことができるようにサポートをしています。
在宅医療を進めていくために、在宅医療連携拠点事業を行い、在宅医療の担い手の増加、在宅医療のレベルアップのための研修、在宅医同士の連携等を行っています。まだ在宅医療については、社会的にはまだ十分認知されておりません。在宅医療相談室を設け様々な在宅療養に関する相談にのり、訪問診療・看護等をスムースに在宅療養へ移行する手助けをしています。
地域で過ごすためには地域における様々な職種が連携をしていかなくてはなりません。医師会では多職種連携協議会を開催し、講演会や研修会等を通して地域のレベルアップを図るとともに、顔の見える関係の構築に力を入れています。医師会・歯科医師会・薬剤師会を合わせて三師会といいます。都筑区では令和2年から三師会を結成し、医療者間の連携の基礎固めを改めて行っています。
これら以外にも、医療的ケア児が安全に通常の生活を送れるように支援する医療的ケア児コーディネーターの養成と運営、亡くなられた方のご家族などのケアを行うグリーフケア事業も行っています。

医師会とは?

医師会の組織と事業

  日本医師会は、会員約16万4千人を有する民間の学術専門団体で、1916年に北里柴三郎博士らによって設立され、1947年に現在の社団法人として認められました。
  本会の行なう事業は、医道の高揚、医学教育の向上、医学と関連科学との総合進歩、生涯教育などを含む幅広いものです。
  本会は47の都道府県医師会の会員から構成されていますが、それぞれの医師会は独立した法人組織です。
会員の構成は開業医約8万3千4百人、勤務医約8万9千4百人(令和元年12月1日現在)です。
  都筑区医師会は、平成6年に横浜市北部地域の旧緑区・港北区の再編成によりあらたに都筑区が創設されたことにあわせて誕生しました。
  人口増加に伴い、急増する健康に関する多くの業務を関連する諸施設と連携して行っています。

【会長】
中野雄二 平成 7年4月~平成15年3月
斉木和夫 平成15年4月~平成19年3月
水野恭一 平成19年4月~平成29年6月
大山 学 平成29年6月~令和3年6月
深澤 立 令和3年6月~

病気や健康法に関する質問などに電子メールやお電話でお答えする事は出来ません。
PAGETOP