在宅事業部門
特徴
一般社団法人横浜市都筑区医師会 在宅事業部門は、訪問看護ステーション、ヘルパーステーション、居宅介護支援、福祉用具貸与、24時間在宅ケアステーション、看護小規模多機能型居宅介護の6つの事業所を運営しています。
同じフロアで仕事をする看護師、理学療法士、作業療法士、介護職、ケアマネジャーは勿論のこと、ご利用者の主治医である医師会の先生方とも緊密な連携をとりながら、在宅で療養を続けている方々及び介護するご家族を支えています。
職員の思いを反映した 「 私たちのケアの理念 」
当在宅事業部門では、部署や職種を越えケアの目的を共有するために、平成27年10月に「私たちのケアの理念」を作成しました。
この頃は、看護小規模多機能型居宅介護施設の開設を平成28年4月に控え、多くの新任職員を同時期に迎え育成しなければならない状況が迫っていました。同時期に新任職員を迎えるためには、職員の殆どが、OJTで指導者の役割を担うことになります。その際に、自分たちが何を目指しサービスを提供しているのかを明確にしておくことが大切だと考えたからです。
職員全員に「日頃のケアの際に自身が大切にしていること」や「組織が大切にしいると感じ賛同していること」などを付箋1枚につき一つの内容書き、3枚以上提出してもらいました。集まった付箋は190枚。これを全事業所の役職者10名でカテゴリーに分け、カテゴリー同士の繋がりなどを考えるなどの過程を大切にし、職員全員の意見を反映したものにしました。
「私たちのケアの理念」
運営方針
- ご利用者・ご家族が、年齢や疾患、障害、医療依存度の程度などに関わらず、安心して在宅で過ごせるよう、質の高いサービスやチームケアの提供を目指します。
- ２．人と人のつながりを大切にし、地域の医療や福祉の関係機関に信頼され、相互に高め合う事ができる事業所を目指します。
- 全職員が向上心を持ち、仕事を通して自らも成長できる環境作りを目指します。
- 職員の権利や収入が保障され、ライフスタイルに合わせ、安心して勤務が継続できる職場を目指します。
- 地域に開かれた研修や実習を行い、医療・福祉の現場で活躍する人材の育成を目指します。
職員行動方針
- 思いやりと感謝の心で、ご利用者・ご家族の気持に寄り添い、専門職としての責任を持って、惜しみなく支援するよう努めます。
- 専門職としての自覚を持ち、常に知識や技術の習得に努めると共に、人として成長する姿勢を持ち続けます。
- 職員同士助け合い、義務と責任を自覚して、明るく積極的に仕事をするよう努めます。
- 職場内外の他職種の役割を理解・尊重し、ケアチームの一員として協調・連携に努めます。
- 自己のライフワークバランス(生活と仕事の調和)を考え、仕事に対する姿勢を明確にし、業務に支障が無いよう、自己管理に努めます。
- 法人の公共的役割を理解し、社会人として法規範を遵守すると共に、地域社会に貢献できるように努めます。
病気や健康法に関する質問などに電子メールやお電話でお答えする事は出来ません。
